経理に必須!?転職やレベルアップに役立つ資格徹底解説
目次
経理に資格は必要?
経理の仕事は資格がないとできない、というわけではありません。
ですが、経理業務は会社のコアなお金の部分を担うお仕事。どの会社にも必須のポジションであり、需要の高いお仕事です。資格を持つと知識や能力が見える化されるため、特に転職の場面で有利にはたらくと言えるでしょう。
この記事では経理の仕事におすすめの資格を解説!各資格ごとのメリットまで見ていきましょう。
こんな方にオススメ!
- ・手に職をつけたい
- ・キャリアアップしたい
- ・専門的な勉強がしたい
経理におすすめの資格
未経験の方ならまずコレ!
日商簿記検定
もっともポピュラーで知名度の高い経理の資格です。
実務で実践的な知識が身に付くため、多くの人が取得しています。初級、3級、2級、1級までありますが、転職で有利になるのは2級以上と言われています。
ビジネス会計検定
会社の数字を読み取る力が身に付く資格です。企業の経営状況を把握するための財務諸表分析のスキルを習得できます。3級~1級まで設定。会計資格ですが、簿記の知識がなくても挑戦でき、学習しやすいボリュームです。
スキルアップを目指す経験者向け
FASS検定
日商簿記検定よりも実務寄りの内容になっている、比較的新しい検定試験です。資産、決算、税務、資金と、幅広い分野から出題されます。合否ではなく、総合得点をレベル判定される形式です。評価されるにはレベルAを目指しましょう。(800点満点中689点以上)
税理士
税務・会計のスペシャリストが持つ資格です。納税者の税務相談、代理申告、税務書類の作成を行います。税務の面から企業経営のコンサルティングも行います。1科目ずつ受験が可能で、合格科目は生涯有効なので、働きながらの受験もしやすいです。
公認会計士
弁護士・医師と並ぶ三大国家資格で、社会的な信頼度が高いです。会計監査を独占業務とし、上場企業などの財務情報が適正かを監査し、社会の公平性を保つ役割を担っています。監査法人、コンサルティング、一般企業から独立まで活躍のフィールドを広げることが可能です。
給与計算実務能力検定
給与計算業務に関わる知識と実務遂行力をはかる試験で、2級~1級があります。経理に関わる範囲から、労務分野の内容も含まれるため、知識の幅を広げることができます。企業から見ると、コンプライアンスの遵守につながるというメリットが。
社労士(社会保険労務士)
労働や社会保険に関する法律の専門家です。前項と同じく、少し幅を広げた資格ですね。雇用や社会保険の分野で唯一の国家資格のため、需要の高い人材になれます。人件費の処理などの場面で実務的に役立つうえ、キャリアに大きくプラスにはたらきます。
文書情報管理士
帳票や図面などの紙書類を電子化・保存する技術の専門家です。関連する法律や規格が理解でき、文書を安全に保存できます。この書類は捨てて良いのか、ペーパーレスにして良いのか…?経理部門の効率化に貢献できる資格でしょう。
更にレベルアップ!国際基準で活躍!
米国公認会計士(U.S.CPA)
米国各州が認定する公認会計士資格です。米国、とありますが、日本をはじめ世界で広く認知されているビジネス資格。合格すると、会計の専門知識と英語力の両方を評価されます。グローバル企業に転職しやすく、活躍のフィールドがぐっと広がりますね。
国際会計検定(BATIC)
英語での会計処理や、国際的な会計基準についての検定試験です。言うなれば、簿記の英語版。合否ではなく点数によるレベル判定がされます。なお、出題範囲が米国公認会計士と重なる部分があります。グローバル企業で働きたい方は取得しておくとよいでしょう。
まとめ
経理のお仕事は必ずしも資格が必要ではありません。しかし、転職やキャリアアップ、給与アップなどに有利に働きます。資格の種類も活きる場面も様々。ご自身が望むキャリアに合わせて取得を目指しましょう。転職に活かす場合は、転職時期を考慮したスケジュールを組むのもお忘れなく。
資格取得は、過程の勉強によって知識やスキルを大きく広げることができると同時に、取得できれば自分の知識を証明してくれる、心強い勲章に。
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