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主要メンバー紹介!株式会社タクセル

株式会社タクセルの主要メンバー3名の紹介をさせていただきます。株式会社タクセルでは、公認会計士を中心とした経理のプロスタッフが、中堅企業から上場を目指す企業まで業種や規模・ステージを問わず幅広い企業に向けて、会社の成長を加速する経理アウトソーシングサービス「リモート経理部」を提供しています。この3名は大手監査法人でキャリアをスタートした出発点は共通しているものの、それぞれが異なる専門性を身に着け、再度集まって起業をする決断をしました。これまでの経験や、このサービスにかけるそれぞれの思いをご紹介させていただきます。

堀江亮司

公認会計士・税理士
滋賀県彦根市出身

同志社大学を卒業後にメガバンクに入行しましたが、もっと会社の中に入り込める仕事をしたいとの思いを抱き、公認会計士試験を目指すことに。

2002年に公認会計士試験に合格し、大阪のあずさ監査法人(現有限責任あずさ監査法人)に入社しました。監査法人での経験の中で、事業再生業務に対する興味を抱き、その後は事業再生業務に特化してキャリアを積んできました。2016年からは大阪市にて税理士事務所を開設しています。

事業再生業務の経験が私のベースです

事業再生業務は、肉体的はもとより精神面でも非常に気を遣います。

経営環境の変化により、資金繰りが悪化して経営危機に瀕している企業や、不採算な事業があって、財務状況が悪化している企業に対しては、まずは財務諸表の分析を行ったうえで、経営者からのヒアリングを随時行って、事業構造や業務のあり方など多角的な視点で、企業の現状を分析していきます。
そして、企業存続のためにはどんなアクションが必要かプランニングをします。具体的には、金融機関とのリスケジュールなどの交渉にはじまり、不採算事業の縮小や整理、組織構造まで関与し、企業のリストラクチャリングを検討します。事業再生コンサルの場合、自らが経営者の一員となって、企業再構築(リストラクチャリング)を先頭に立って指揮し、実行することもあります。

泥臭い仕事として経営陣や従業員と一緒に汗をかかなくてはなりません。課題解決までの間、知力だけでなくプロジェクトに対する推進力や体力がないコンサルタントでは、契約先から担当変更も遠慮なく打診されてしまいます。会社の存続がかかっていますのでそれほど大変な仕事であり大きな役割を担っています。
そんな経験が私のベースになっています。

仕事に対する思い

リモート経理部は単なる経理の事務外注ではありません。単なる経理のアウトソーシングや記帳代行であれば、そのような会社はごまんとあるでしょう。
しかし、わたしたちリモート経理部はそれとは一線を画します。

公認会計士として様々な業態、規模の会社を深く知ってきた私たちだから提供できる本当に意味のある経理機能の提供、第三者の立場ではなく会社と同じ目線に立って伴走・サポートしていくことを大切にしています。

松本桂一

公認会計士
兵庫県姫路市出身

慶應義塾大学在学中から公認会計士を目指していましたが、なかなか合格できず、卒業後3年ほどは無職のまま勉強に専念していました。
2005年に公認会計士試験に合格し、あずさ監査法人(現有限責任あずさ監査法人)大阪事務所に入社。配属された国際部での仕事をするうちに海外での業務に興味を抱くようになり、2011年~2013年にKPMG香港に赴任。
帰国後に出会ったペンチャー企業の社長と意気投合し、2014年から一般事業会社でCFOとしてIPO準備業務と会社全体のマネジメントに携わってきました。
2021年、独立を決意。会社側の立場から求めていたサービスを仲間とともに立ち上げることにしました。

社内と社外、両方の立場を経験して得たもの

監査法人時代から大企業というよりは中小企業をサポートする仕事にやりがいを感じていました。独立した立場からの監査という線引きはもちろんあるものの、いかに有効なサポートをするかという工夫がないと中小企業の監査は成り立ちません。特に香港では、クライアントとの距離感が近く、日系企業の日本人マネジメントと現地スタッフとのコミュニケーションの橋渡しなどもしていました。監査人・公認会計士という枠にとらわれることなく、クライアントのためにできることを考え、実践してきたつもりです。

CFOとしての業務はやりがいと苦労の連続でした。社内外で起こる大小さまざまなトラブルにも対応しながら、財務・経理周りだけでなく、人事、総務、システム、法務といった面で全社を支えていくのが「当たり前」の部分。これにかかりっきりになると、戦略策定、資金調達、IPO準備やM&A交渉といったまさにCFOとして必要とされる業務に力を入れることができません。コロナを含めた外部環境の激変にも振り回されながら、時には社長と激論を交わし、社長とともに必死で駆け抜けてきた6年半でした。本当に苦労の連続でしたが、優秀なスタッフに支えられ、何物にも代えがたい貴重な経験を得ることができました。

中小企業のポテンシャル

この経験を経て思ったことは、社長はどこまでも孤独であるということ。そしてスタートアップや中小企業を支えるインフラがあれば、会社はもっと成長することができるのではないか?という思いです。信頼できる外部からのサポートがあれば、もっともっと成長できる企業はたくさんあるはずだと考えています。

私たちタクセルのリモート経理部は、数字の力を使って企業の成長を加速していくことをサポートするサービスです。優秀なCFOを迎え入れ、社内の体制を整備するには多額のコストが必要です。そこまでの余力がない中小企業にも本物の経理の力を有効活用してもらえるよう、完全カスタマイズ可能なCFO代行・経理代行サービスという方法を考えました。企業の成長ステージに応じて、社内/社外リソースのバランスをとりながら活用していく。そんな新しいスタンダードを、リモート経理部で実現していただければと思います。

松村康平

公認会計士
大阪府河内長野市出身

関西学院大学の在学中に1年カナダに語学留学し、プロフェッショナルな仕事に憧れ公認会計士を目指し、2007年に公認会計士の試験に合格することができました。

2007年12月にあずさ監査法人の大阪事務所に入所しました。配属された部署はグローバル企業がメインクライアントでありましたが、証券業界の上場会社の監査・外資系の日本子会社のリファード業務を主に担当しておりました。監査する立場ではなく会社をサポートする業務に興味を抱き、アドバイザリー部署に異動し、10件程度のプロジェクトに関与しました。クライアントの悩みに接し外部からのサポートに限界を感じ、社内から一緒になって解決したいと感じ、松本さんからのお誘いもあり、IPO準備会社に転職し経理課長という立場で日常経理、決算、予算立案、上場準備、監査対応、各種システム導入、システム開発、M&A対応に携わり前向きなメンバーとともに6年半全力で駆け抜けました。

業務効率化の重要性と自動化の可能性

監査業務の中では監査業務を効率化しクライアントにできるだけ負担をかけないように、アドバイザリー業務の中ではやるべき業務の提示だけでは実行してもらえないので自動化ツールの提供、IPO準備会社では業務の廃止、自動化、システムの導入など、キャリアの中で業務効率化を徹底して行ってきました。自分自身もそうですが、日常業務に追われている中では本来注力すべき利益に向かう業務に集中できなくなってしまいます。また会計システム導入の経験でクラウド会計ソフトに出会い、経理業務のさらなる効率化の可能性、注力すべき業務の選別により日本全体の生産性向上の可能性を感じています。

アウトソーシングのすすめ

システム化、AI化の時代の中、経理だけでなく管理業務全般が変革を迫られていると感じています。今後はより社内業務の迅速化、問題解決、改善提案が求められ、実行していくには業務の効率化、情報の整理、情報の数値化が必須です。またそれらを達成していくためにも専念すべき業務の選別が重要となり専念すべきでない業務、社内では実行困難な業務はアウトソースするべきです。

私たちタクセルのリモート経理部は、業務の効率化サポート、経営に必要な情報の整理及び数値化を得意とし完全カスタマイズで業務を提供できます。専念すべきでない業務、社内では実行困難な業務は私たちにお任せいただき、成長をより加速させてもらいたいと考えております。

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電話:050-6868-9830

この記事の著者

松本 桂一

代表取締役 公認会計士

大手監査法人を退職後、CFOとして中小企業の成長フェーズを経験。
マネジメントや組織の変化対応を中心にIT、人事、総務を含めた管理部門の業務を網羅。海外赴任や海外子会社の設立・運営も経験しており、シンガポール、香港など海外業務対応に強み。

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