導入事例の記事

管理部「丸投げ」で本業に集中。事業成長を支えるプロの安心感

広告プロモーションやイベント企画・運営などをおこなう『G社』(本社:東京)。創業当初からバックオフィス業務は一切社内で行わず、完全に外部に委託するという方針の同社は、新しく会計を任せる税理士・BPOを探している中でタクセルと出会いました。

当初は資金管理だけという形でしたが、徐々に範囲を拡大し、経理委託を機に会計ソフトfreeeの導入・フロー構築も支援。今ではまるっと任せることで効率化を実現し、事業や経営にかける時間を創出できました。

会計士をはじめとしたプロフェッショナルが直に数字を見ることで、高度な判断についても支援できるというタクセルの強みを活かし、セカンドオピニオン的なご相談もしていただいています。

日々、気軽にご相談いただけていることから、いまや「欠かせない経営パートナー」とタクセルを評してくださるG社のご担当I様に、導入後の変化についてお伺いします。

合同会社G様
ご担当者 I様
事業   イベント運営事業、広告事業
創業   2020年1月
社員数  約10以下

抱えていた課題・状況|税理士変更のため探した新しいビジネスパートナー

 

抱えていた課題--------

  • ・事業運営に集中するため、創業当初からバックオフィス業務はすべて外部へ委託
  • ・代表が会社のお金を自由に動かせない環境と体制を構築したいとも考えていた
  • ・創業以来から依頼していた税理士事務所が事業転換により継続不可に

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    ーバックオフィスを完全に外注されているスタイルは珍しいですね。

    小規模な企業こそ、バックオフィスは外部に委託すべきと考えています。特に中小企業は経営資源が限られています。プロにお願いした方が正確ですし、時間も有効活用できると考えました。

    加えて、会社の規模が大きくなるにつれて、自分でお金の管理をするのはリスク面において良くないと考えていたんです。何かあった時の責任の所在を明確にしておきたい、という思いもありました。

    ー本業へ集中する環境を構築されたのですね。タクセルにご相談いただくきっかけは何だったのでしょうか?

    以前から税理士事務所には入ってもらっていました。創業の手続きから、定款の作成、労務関連、口座管理、月次決算など、バックオフィス業務全般を依頼していた形です。

    しかし、税理士事務所側の方針転換により、入出金管理や口座管理などの業務を継続できなくなったため、急きょ、新たな委託先を探す必要に迫られました。

    ー新しい税理士を探していたのですね。これまでの体制で何か課題を感じていた点はありましたか?

    前の税理士事務所には特に不満はありませんでした。ただ、弊社の成長に合わせて事業規模やニーズは変化します。新しい体制を検討した方が今の自社にはフィットすると考えていました。

    タクセルの印象・期待|決め手は人と専門性。会計士という安心感と、親身な対応への期待

     

    タクセルへの印象・期待----

    • ・長期的に、事業成長を共に考え推進するパートナーを求めていた
    • ・単なる経理作業代行ではなく、会計士ならではのプロフェッショナルな目線を期待できた
    • ・堅苦しくならず、フランクに会話できた。気軽に相談できることは長く付き合う上で重要
    • ・親身に相談に乗ってくれたことから信頼関係を築ける手ごたえがあった

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    ー新しい外注先にはどのようなことを期待されていましたか?

    まずは、入出金管理や口座管理といった日々の経理業務を確実にお手伝いいただけることですね。その上で、単に作業を代行するだけでなく、弊社の状況を深く理解し、長期的な視点で一緒に事業を成長させていけるようなパートナーを探していました。

    ー「パートナー」ですね。タクセルにご連絡いただいた際の印象はいかがでしたでしょうか?

    タクセル経理の第一印象は、「親しみやすさ」ですね。ホームページに掲載されていた代表 松本さんの笑顔に、安心感を覚えました。また、税理士ではなく会計士が担当してくれる点も大きな魅力でした。

    ー会計士が在籍していることに、どのような期待がありましたか?

    税理士の方ももちろん専門家ですが、より幅広い視野や経験、知識をお持ちなのではないかと考えていました。プロフェッショナルな観点から経営的なアドバイスをいただけるのでは、と。

    お話をした時は、代表の松本さん、松村さんのお二方が非常にフランクで話しやすい雰囲気だったのが印象的でしたね。税理士の先生の中には、堅い印象の方も少なくないので、かしこまった感じがなく、何でも相談できそうだと感じたのが大きかったです。

    オンライン中心のやり取りになるかと思ったのですが、初めの段階で一度は顔を合わせて面談したいと考えていました。実際にお会いして、私たちの状況や要望を丁寧にヒアリングしてくださいました。表面的な対応ではなく、真摯に向き合ってくれる姿勢に安心感を覚えました。

    初めの段階で一度は顔を合わせて面談したいと考えていました。実際にお会いして、私たちの状況や要望を丁寧にヒアリングしてくださいました。

    ーコミュニケーションにおける安心感は、パートナーシップを築く上で重要な要素ですよね。

    はい。単なる業務委託というだけでなく、事業を一緒に良くしていきたいというパートナーとして、腹を割って話せる相手を探していたので。松本さん、松村さんの人柄に触れることができたのは決め手のひとつです。

    ご支援:導入で業務効率が大幅向上。経営判断を支える情報基盤へ

     

    ご支援内容---------

    • ・タクセルのご支援内容
    • ・記帳代行、仕訳など経理代行
    • ・月次、年次の決算業務
    • ・freeeの導入、運用フローの構築
    • ・会計上の相談、数字のレビュー
    • ・管理体制全般に関する相談対応・改善のサポート

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    ー具体的に、タクセルではどのようなご支援をさせていただいたのでしょうか?

    まずは、当面困っていた入出金管理からスタートしました。その後、弊社の状況や要望に合わせて、徐々に支援範囲を広げていただきました。具体的には、日々の経理処理、月次決算、税理士や社労士との連携ですね。

    また、会計ソフトfreeeの導入をまるっと支援いただきました。設定、機能の活用やフローの構築、操作のサポートまで手厚く支援いただいたので、スムーズに体制を刷新できました。

    ー日々の経費処理業務が効率化されたと伺いました。

    はい、以前は請求書や経費のデータをExcelにまとめていたのですが、freee導入後は、請求書はドロップボックスに格納するだけ、経費はスマートフォンのカメラで撮影するだけで処理が完了するようになりました。クレジットカードの明細もLINEで送るだけで連携できます。

    これまで煩雑だった作業がシステム化され手間が省けた結果、時間効率が非常に良くなりました。具体的な数値を測っているわけではありませんが、比較すると間違いなく大幅な時間短縮になっています。

     

    導入後の成果・所感|効率化が経営判断や事業へ好影響。「安心感」あるバックオフィスへ

     

    成果・所感----------

    • ・freee会計を導入し、Excelや紙ベースのアナログ作業がすべてクラウド化・効率化された
    • ・効率化により生まれた時間により、事業や経営に注力できている
    • ・経営上必要な情報がリアルタイムに確認できるようになり、タイムリーな経営判断が可能に
    • ・気軽に相談できるプロフェッショナルがいる

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    ー業務効率で作業時間が削減できたことによって、なにか変化は起きましたか?

    何よりも大きいのは、本来注力すべき本業に集中できるようになったことですね。また、システム化されたことによって、売上推移をリアルタイムで把握しやすくなったことも大きなメリットです。

    ー経理の最適化をすることによって、事業や経営にも貢献できているのですね。

    ダイレクトに、経営に関する相談に乗っていただくこともあります。当社はバックオフィス業務を全て外注しているため、何かあった時の相談相手はどうしても、社内の営業メンバーになります。ほかの領域のプロフェッショナルで、気軽に相談できる相手がいるというのは非常に心強いですね。

    業種上特殊なケースが発生しがちなのでイレギュラーな処理の判断、新事業や経営的な大きな決断まで、専門的な見解をアドバイスいただいています。以前に作成した決算書についても相談しましたね。

    ー事業の壁打ち相手やセカンドオピニオンのような存在としてご活用いただいているのですね。

    そうですね。プロフェッショナルかつ、的確な解決策を親身に提示してくれる存在です。代表の松本さん、松村さんはプロフェッショナルでありながら、親しみやすく、何でも相談しやすく、人柄も魅力です。

    単なる業務委託という関係ではなく、一緒に事業を成長させていく、背中を預けるパートナーと感じています。タクセルには経理代行以上の価値を感じています。

    ー今後、タクセルにどのようなことを期待されますか?

    タクセル経理は、日々の相談やアドバイスはもちろん、会社の根幹である「守りの部分」をしっかりと支えてくれる存在です。当社は上場企業が取引先に多いので、プロが後ろについていることが重要でもあります。引き続き、末永くお付き合いさせていただきたいと思っています。

    今後は、経営やお金に関するアドバイス、例えばタックスプランニングなどの領域をさらにお願いできるようになれば、さらに心強いと感じています。

    ーありがとうございました。

     

    (取材・文:橋尾 日登美)

    この記事の著者

    橋尾 日登美

    人事/広報/ライター

    1987年10月生まれ、東京都出身。アパレルブランド「ISSEY MIYAKE」にて販売を経験した後、ベンチャー畑で人事・広報の領域で数社従事。デジタルハリウッド校の立ち上げや運営に携わり、今もキャリアセンターに在職。2020年、株式会社キャスターにジョインしたタイミングからフルリモートワーカーに。現在は人事/広報/ライターとして業務委託でタクセルに参画。

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