導入事例の記事

「freeeを導入しただけ」状態から工数20%削減、事業に寄与する経理組織へ成長した理由

木材加工製品の輸入販売や家具・おもちゃ・ノベルティ製作を行う『丸紅木材株式会社』(本社:大阪市中央区)。

会計ソフトfreeeの導入をするも、入力するのみで作業を効率化するまで至れていなかった同社。プロの知見を借りたいとタクセルのご支援を導入し、10ヶ月が経過しました。フローの構築・改善はもちろん、管理部門のあらゆる領域の整備から具体的な業務処理まで支援領域をカスタムしながらご活用いただいています。

これまで自社メンバーの分かる範囲で構築していた業務に、公認会計士の総合的な支援が入ることによって、業務工数の20%削減、業務フロー最適化、経理の基礎概念のアップデートなど、多岐に渡って起きた変化についてお伺いします。

丸紅木材株式会社:https://www.marubenilumber.co.jp/

<丸紅木材株式会社様 支援概要>

抱えていた課題

  • ・freeeを導入したものの、効率化や活用につなげられていない
  • ・現状の経理処理が正しいのか、最適化ができているのか不明
  • ・改善に乗り出すノウハウもマンパワーも不足している

タクセルが行ったこと

  • ・課題の整理と優先順位付け
  • ・freeeを活用した運用フローの見直し・構築
  • ・会計数字のレビュー
  • ・管理体制全般に関する相談対応・改善のサポート

得られた成果

  • ・freeeの活用体制整備、業務効率化
  • ・一部業務の作業時間20%削減
  • ・経理業務の最適化
  • ・担当者のスキルアップ、会計やシステムへの理解の促進

ご担当者のご経歴

M様
ご担当:経理に加え、人事、総務、システムと多岐にわたりご担当
ご経歴:メーカーにて販売管理を務められ、2009年に入社。経理業務のご経験はなく手探りでフローを構築されてきた。

S様
ご担当:経理、財務をメインにご担当
ご経歴:証券会社の営業を経て、管理部門の経験をした後に2018年に入社。同じく経理業務のご経験はない中、模索しながら業務を確立されてきた。

会計freeeを「導入しただけ」の状態、処理のレベルアップが課題

 

ー まずは、ご相談に至った経緯や課題状況をお聞かせください。

M様(以下、M):
freee会計を導入した後にきちんと使いこなせていないと感じていたので、サポートいただけるプロの方を探していました。

元々は社内ネットワークタイプの会計ソフトを使用していたのですが、社長の発案でクラウドタイプに切り替えることになり、導入サポートをしている企業の支援を受けながらfreeeを導入しました。

その後、自分たちなりに活用を試みたのですが、分からない人同士でいじっているので、いつまでも分からないままなんですよね。もっと効率的にできるはずだと思っていました。

ー 導入サポートのサービスは、活用までの支援メニューがなかったのでしょうか?

M:
活用フローの構築はサポート外で別料金です、と線を引かれてしまったんです。これ以上のコストをかけるのもな、と一旦は自分たちでやってみることにしました。

でも結果、今までやっていた事の手間が増えてるだけのような気がしてしまって。それなら作業部分だけ外注することも検討しました。けど外注だと、結局自分たちが教えられるレベルのことしかやってもらえません。それ以上のレベルアップした効率化がしたかったんです。

S様(以下、S):
もうひとつ大きかったのは、これまで抱いていた「私達の経理処理はこれで合っているのかな?」という疑問を、誰にも聞けていないことでした。

私たちはどこかで経理の経験を積んでおらず、現状のやり方はオリジナルです。freeeの導入に合わせて経費計上のフローや考え方も一気に変更したのでこの登録方法で大丈夫なのか、消えるべき債権債務が消えていないのでは、と不安が積み重なっている状態でした。

オペレーション構築から出てきた数字まで会計士がプロの目でレビュー

 

ー支援会社を比較検討する中で、タクセルのどの点をご評価いただいたのでしょうか。

M:
フローの改善・構築を支援してくれる企業や、結果として出てきた数字を見てくれる企業はあったのですが、この2点を同時に手掛けてくれる会社があまりなかったんですよね。

タクセルさんもその点を業界の課題と捉え、解決するサービスにしたいと方針を掲げておられたので、マッチするかもと感じました。

S:
入口はfreeeの相談だったのですが、そこにとどまらず、経理全体はもちろん財務や労務に至るまで、管理部門のオペレーション全体について、会社の経営目線で総合的に相談できるんですよね。そのカバー範囲の広さは印象に残りました。

M:
また、実際に担当してくださる方が公認会計士で有資格者というのも大きな判断ポイントになりました。商談の時に出てきた代表の方はチェックだけで、日頃対応してくださる方は別の人、という体制の企業はよくあるので、安心しました。

作業時間20%カット!同時にアウトプットの質も向上

 

ー次に、ご支援の中身を振り返って行ければと思います。タクセルの支援がどのような影響を生んだでしょうか?

S:
まず、freeeを活用して業務を効率化できたのが大きな点です。

細かいことなのですが、書面とデータの紐づけや、販管ソフトとの連携、売掛金残高管理の短縮化など、freeeの仕組みを理解したからこそできるショートカットです。

ー具体的にはどのような変化があったでしょうか?

M:
10時間かかっていた業務が8時間で処理でき、作業時間が20%削減された業務があります。他にも、体感では40%削減できている業務もありますね。

M:
ひとつひとつは細々した振込みや支払い業務のようなことですが、重なって効率化に繋がっています。しかも、できあがった数字や資料は見やすく、検索性もアップしていたりと、副次的効果も高いです。

S:
なので、最近やっと「freeeを活用できている、freeeって良いソフトだったんだな」という実感があります。はじめは器を変えただけ、という感じで不安だったのですが、理解度が上がり、使いこなせています。すると、タクセルさんから更なる改善案をいただいてよりレベルアップする、という良い連鎖が起きています。

M:
ただソフトに数字を流し込んで移すだけではなくなりましたね。

もしかしたら、以前使っていたソフトでも同じ事ができたのかもしれませんが、どうしても昔の慣れたやり方を踏襲して効率化を置き去りにしてしまいがちです。「外部の方に入っていただく」ことの効果もあったと思います。

“緊急度は低いが重要度の高い業務取り組む時間を創

 

ー素晴らしい変化だと感じました。オペレーションを変えることへの抵抗感は無かったのでしょうか?

M:
もう楽になるならなんでも!という状況だったので、まったくありませんでした。

ちょっと理解しにくい内容のことでも、タクセルの皆さんは何度でも丁寧に説明してくださったので、何をするのか、なぜ必要なのか理解し納得できた状態で動けました。となると、闇雲な変化ではなく、「次に進む」感覚になるんです。

結果、かける時間は同じでもクオリティの高い仕事ができるようになりました。あいた時間で今まで手をつけられていなかった業務にも取り掛かれるようになっています。

ー効率化の結果、本来すべき業務に着手する時間が生まれたのですね。

M:
経営陣から依頼される経営関連の資料もすぐ出せるようになりました。管理したい情報を伝えると、複雑なExcelを組んで管理表を作ってくれるなど、基盤になる情報管理のサポートもしていただいています。

ー意思決定のスピードや判断材料の質の向上などに、微力ですが貢献できているかもしれませんね。

M:
私たちもその資料を見て、管理のやり方を学べるので非常にありがたいです。

S:
加えて、自分たちの処理を、自信を持ってやれるようになりました。

支援の中でこれまで疑問に思っていたところを全て見てもらって、その理由まで理解できました。なので、今後似たような疑問にぶつかった時も自分たちで考えることができます。

ー課題に感じられていたことが解決できて何よりと感じます。僭越な言い方なのですが、タクセルの支援がお2人のスキルアップに繋がっている側面もあるのでしょうか?

M:
はい、それはすごくあると思います。数字の見方や管理の方法など概念的な部分から、Excelの作り方のようなスキル部分まで。

私は前任者から業務を引き継いだ際に「これはなぜこうなるんですか」と聞くと「今までずっとそうだったから」と言われてモヤモヤしていたんです。それが、タクセルの皆さんからプロとしての解説や意見、一般論を教えてもらえたことも、とても良かったですね。

S:
前例に倣う処理をやめて、処理について手順を洗い出して明文化したことも良い機会でした。

支援範囲をカスタムして活用!改善・見直しを重ねてどんどん楽に!

 

タクセル「リモート経理部」の様子

ー「リモート経理部」の名の通り、遠隔でのコミュニケーションが多いかと思いますが、その点はいかがでしょうか。

M:
私たちの拙い質問にも、いつも丁寧に答えてくださって、皆さんの人柄の良さを感じています。はじめにお会いしてから今までフラットに対応してくださるのも嬉しいポイントですね。

S:
日々の小さな疑問から根本的な考え方まで、こまめなコミュニケーションが取れています。すぐに理解して完璧にできなくても、続けて行けば段々数字が綺麗になっていくので大丈夫です、と長期的な目線で分かりやすく伝えてくださるんですよね。

M:
これまではフローの改善や数字のレビューをいただいていたのですが、今度からはもう少し細かい処理業務もお願いすることになりました。私たちでは気付かなかった無駄や改善ポイントのご提案を期待しています。

ータクセルはサービスを固定化しておらず、お任せいただける範囲を広げたり、ずらしたり、細かくしたり、とカスタムできるのが特徴なので、うまく使っていただけて嬉しいです。

M:
今お願いしていることがミニマムになったら逆に巻き取って、より複雑な部分をお任せしていく。良い循環を作れるパートナーとしてあるのが理想ですね。

それには、自分たちもある程度スキルアップしないといけないと思っています。

ー最後に、どんな企業がタクセルの支援と相性が良いと思われるでしょうか?

M:
一定以上の規模になった中小企業は、業務の最適化のために入って見てもらうのは非常に良いと思います。現状のやり方を否定するような方たちじゃないので、状況を理解した上で改善案をソフトに提案してくださいます。改善に伴う痛みや辛さが最小限になると思いました。

S:
より楽になりたい、と言うと語弊があるのですが、改善・省力化していきたいという気持ちがある企業は相性が良いと思います。

加えて、依頼する側の考え方として、常にタクセルさんに依頼することも更新してアップデートし続けられるように目指したい方向性を伝えることも重要だと思っています。

ー改善に伴い状況が変化しても価値を創出し続けられるよう努めてまいります。ありがとうございました。

 

(取材・文:橋尾 日登美)

この記事の著者

橋尾 日登美

人事/広報/ライター

1987年10月生まれ、東京都出身。アパレルブランド「ISSEY MIYAKE」にて販売を経験した後、ベンチャー畑で人事・広報の領域で数社従事。デジタルハリウッド校の立ち上げや運営に携わり、今もキャリアセンターに在職。2020年、株式会社キャスターにジョインしたタイミングからフルリモートワーカーに。現在は人事/広報/ライターとして業務委託でタクセルに参画。

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