経理アウトソースの記事

経理の人手不足に「アウトソーシング」という選択

年々深刻になる人手不足…。中でも経理はどんどん売り手市場になっているのをご存じでしょうか?

会社を経営していくうえで、経理が扱う情報はとても重要です。人が足りないからと言って縮小できる業務ではなく、困っている企業の声を多く耳にします。

人気のはずのバックオフィス業務、なぜ経理が不足しているのか?経理不足の背景、それによって起きる問題や、その解決方法をご紹介します。

人手不足の現状

人手不足はどの職種にも共通して叫ばれています。少子高齢化の影響で労働人口そのものが減っており、需要と供給のギャップが開き続けている状態です。

厚生労働省が発表している2022年の有効求人倍率は1.09倍。1人の求職者に対して仕事が余っていると言える数字です。

中でも‘’経理‘’が不人気!?

前述したように、採用そのものの難易度が高いいま、特に経理のなり手が減少しています。我々経理に携わる人にとっては気になるこの傾向。なぜなのか、理由をひとつずつ見ていきましょう。

IT化による職業消滅の不安

寄せるIT化の波は経理・会計界隈も例外ではありません。以下のようなデータも出ており「AIに仕事を奪われるのでは」と経理職を目指す人が減っています。

出典:https://corp.en-japan.com/newsrelease/2017/12077.html

経理業務の複雑化

DX推進、税法の複雑化、会計法、IFRS対応…。経理の世界は年々複雑になっています。同時に人材に求める知識・経験も高度化。数少ない優秀な人材を企業間で取り合っているのが現状です。中小企業は大手企業と違い、役割が細分化していません。社員ひとりに求める能力の範囲も広く、余計に難易度が上がります。

ネガティブイメージ

経理の仕事は簿記という世界共通ルールに則って進行するため、会社が違っても業務はほぼ同じ。「ルーチンワークばかり」「地味」とマイナスな印象がつきまといます。さらに、決算時期には業務が集中しオーバーワークになりがちというイメージも。

採用優先度が下がりがち

多くの企業は売上を生む部門の採用を優先しがちです。間接部門である経理への投資はどうしても後手に回ります。結果、属人的に業務を回すしかないほどギリギリの運用に。

人手不足にはどう対応する!?注目のリソース活用法

とはいえ、このまま人材が採用されるのを待っているだけでは部署が疲弊してしまいます。採用以外の対処を取り入れて、部署内でも解消につとめましょう。ここでは2つの取り組みと注目の「アウトソーシング」ついてご紹介します。

業務の見直し

そもそも、今行っている業務はすべて本当に必要な業務でしょうか?経理業務は属人化しやすい傾向にあります。非効率になっていたりフローが未整備なことも多く、削れる業務が隠れていることも。今ある業務を洗い出し、業務の優先順位を整理しましょう。まずは手元の業務をスリムにすることが、人手不足解消の一歩です。

業務効率化見直しについてはこちらでも詳しく解説していますので、是非ご覧ください。

自動化の検討

AIに代わられてしまう懸念があるほど、経理の業務は自動化できるものが多いです。クラウドシステムやペーパーレス、RPAなど自動化ツールを活用し、効率化を図りましょう。どんなに小さな作業でも、人の手を離れたら思いの外時間に余裕ができるものです。

アウトソーシング

今、取り入れる企業も業者も増えているのが、経理代行です。これは、社内に人材を持たず代行業者に経理業務を依頼するもの。

税理士や会計士など士業人材、経理代行業者、フリーランサーなど、発注先は様々。多くは専門スキルを持ったプロが請け負ってくれます。単純に社内から業務を減らせるだけではなく、プロが入るのもポイント。社内だけでは見えなかった改善点が出てくるなど、好影響を期待できます。

アウトソーシングの特徴

会社の内部業務、しかも大事なお金のことを外注するなんて…と高い壁を感じる人も多いのでは。よくいただくご不安です。各ポイントを解決します。

コスト

外注するということは料金が発生するということ。これはデメリットとも取れます。ですが、実はコストを適正化できるという面も。業務範囲や事業規模に合わせてサービス内容にアレンジできることがほとんど。そのため、人件費と違い状況に合わせた料金規模で優秀な経理担当をウサインできます。

豊富な経験

経理代行サービス業者は、豊富な知見と経験を持ったスタッフが在籍しています。社内より迅速かつ、正確に業務を遂行してもらえるのは大きなメリット。逆に、ノウハウが蓄積しにくいというデメリットも発生しやすいです。長期的には自経化(内製化)できるよう、一時ヘルプやフロー形成のみにすることもできます。その点まで留意することが必要でしょう。

経営への貢献

煩雑な定型業務を手放すことで、財務管理などの経営に近い業務にリソースを割くことが可能になります。自動化も済んでいれば、経営に必要な情報も出しやすくなっていることでしょう。経理部門が経営改善に向けた業務に時間を割くことができるようになります。

この記事では、経理代行のメリット・デメリットをより詳細に解説しています!

まとめ

経理部門における人手不足の背景から、対応事例まで見てきました。人材採用に注力するのはもちろん大切ですが、激戦状態の市況感。すぐにピッタリの人材を獲得するのは少々ハードルが高いですよね。まずは、効率化や見直しが有効ですが、費用をかけるのが難しい、すぐには成果が出ない取り組みもあります。

経理代行業なら効果も早く、プロ目線を入れて経営状態を改善できる可能性も。ぜひ、この機会に経理のアウトソーシング化を検討してみてはいかがでしょうか?

リモート経理部では気軽なご相談から承っております!

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この記事の著者

松村康平

代表取締役

大手監査法人で法定監査、管理業務コンサルを経験。IPO準備会社の経理課長という立場で上場準備、決算、税務、事業計画、予算管理、上場準備、MA対応、会計システム導入、ペーパレス化の推進を担当。

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